土木作業員の歴史は古く天皇陵や治水、開拓等における工作や普請の城壁築城技術がその仕事内容で、ドカタと呼ばれていました。
江戸時代に入り建築業と土木業の区別ができ始めました。
土木作業員の代表的な仕事が埋立地の造成でした。
これを専門に行う人を土手人足と呼びドカタと略されるようになりました。
土木作業員はまた火消しの役割も担っていました。
明治時代になり宮内庁で土木行為を担う者を土工司と呼ばれるようになりました。
現在の建設業では土工(どこう)が正式名称になっています。
現代ではドカタという言葉は資格や技術が必要のない日雇い労働者をイメージすることが多いのため、差別用語だということで放送禁止になったこともあるそうです。