建築士の仕事は設計から現場まで広範囲のために、悔しいと思う瞬間はたくさんあります。
なかでもあるあるは、建築確認申請に関することです。
建築確認申請は新築や増築で必要となる届け出で、それが通らない限り実際の工事は行えません。
建築士は建築確認申請にも責任をもって取り組むのですが、簡単に通るわけではなく、悔しい思いもすることがあります。
建築確認申請で建築士が犯すミスにはいくつかありますが、高度地区斜線はほとんどの建築士が一度は引っかかった経験があるはずです。
なぜなら、建築物の規制は建築基準法によるものが多い中で、北側斜線は条例で定められているからです。
建築基準法に抵触しないように設計しても、条例で引っかかることはあるあるなのです。